2016年4月14日木曜日

モテマゾ紳士に必要なこと

女性(ファッション)誌では「○○可愛い」等のコピー・キャッチフレーズが常につくられています。

近頃は、ぽっちゃり女性向けの女性誌もありますから…
万が一(?)本格的なS女性向けの女性誌が創刊されたら、面白いコピーが誌面を飾る気がします。
(フェテイシュ系ファッションカタログはあるとは思いますが)


『怖かっこいいを目指せ!~』
『怖綺麗女王様なるために~』
『多頭飼いをうまくする秘訣~』みたいなコピーがつくられていくのでしょうか?
(↑素人案なのでダサいです)


…それにしても…
私は最近『何故、モテM男講座はないのだろうか?』と思っています。

「初対面でプレイ申し出するM男」に引いてる他の真面目系一般S女さんの声を聞くと…
その男性達は、男女の駆け引きわからないのかな?!と強く思います。

SMにはある種の恋愛要素が不可欠です(プライベートSMだけでなく、商売SMもそうです。美しい女王様にときめいてるんだから)。

私の過去エピソードですが…
プレイしたことのある、SM愛好家男性との初回の食事で「(プレイ相手として)私の容姿大丈夫ですか?」の質問を私はしています。

こういう場には、お互いに受容確認(特に容姿・年齢等)がないと先には進みません。


初対面からのスタートでは、SM系コンテンツネタ(小説・映画・漫画等)で会話展開したり、有名プロ女王様(や緊縛師)ネタで盛り上げたり…
SMバー・SMイベント・縄会系の情報シェアしたり…
SMネタで会話は展開出来るはずです。

そこから住んでる地域のことや、育った地元のこと、子ども&学生時代はこんなだった…、こんな恋愛してきた、普通の趣味の話…
云々と自然と話は掘り下がっていくと思います。

※ここでSM以外で共通するものが長期的関係には必要なので、会話には時間かけた方がいいです。
共通の普通趣味とかでなくても「社会問題への意識の高さ」等で相手の人柄は大抵わかります。

私はリベラル人権派なので、基本的にはそういう方を好みます。
(利他・貢献とかが偽善に感じる様な心貧しい方は大嫌いです。)


相手に好印象を持ち、次回に繋げたいなら…食事・普通デート誘ったり…
SMバー遊びに誘ったり…
縄会系に誘ったり…
雑用係かって出たり(?)…
の選択肢があるはずです。

運良く偶然に、初対面でお互いにときめいて次回(か、すぐ)ホテル行くのなら「本名を教えて身元証明(免許証等)見せて」安心感を与えるべき。

男性の本名も知らないで、ホテル行く一般女性の気持ちが私にはわかりません。
(そんな女性も居るかもしれないが、リスクあり過ぎる…心配)

プレイ申し出たい男性は、本名開示&身元証明してからでないと紳士ではありません。
それは不審者に近いです。

※先にメッセージやり取りあってからリアル初対面になる場合は、
『SM系会話では下ネタになったりするけど嫌だったら直ぐに指摘してください。
そして勿論常識的なこと守ります(プレイ申し出はしません)。なので安心してください。』なメッセージがあると、大変好印象な紳士になります。(勿論、言行一致させる)


SM欲は特殊なので…人によって「月1回・2ヶ月に1回でOK」と違う様ですが…
基本たまにしかしないプライベートSMの相手との関係を早く進める必要はないと思います。

私はハード自覚を持っていますから、徐々に関係進めないとドン引かれて切られる恐怖を持っています。

そしてM男が自分(S女)を信頼し、苦手プレイに耐えさせる関係にするのも一朝一夕ではないです。

逆に時間がかかります。

要は『プライベートSMの信頼関係構築はプレイ前から始まっている』んです。


はっきり言いますが、深層心理で男尊女卑なM男は絶対にモテません(というか嫌われる)。
S女はそれに大変敏感です。見抜きます。

そして基本的にS女は男性並みにプライドが高い生き物です(まぁ男性性が強いからSなんだが…)。

表の顔で、謙虚な物腰柔らかい笑顔のS女も、内心は色々感じていて「この人の言い方腹立つな…」と怒っているかもしれません。

「プライドの高い女性」だと意識して接するとよいかもしれませんね。

とまぁ…色々書いてきましたが…
日常場面でS女の好物は「M男の困った、はにかんだ顔」だったりします。

照れた顔が「マゾかわいい」なら、きっと好印象にうつります。

「意地悪~虐めないで~お許しを~」系の『M男媚び』をすれば、S女のハートを掴める可能性大!!!(合コン的なノリが可能な関係になってからする)

女性誌では「○○可愛いで男子受け」系コピーであふれかえっていますが…

この記事では『はにかみ顔はマゾかわいいでS女受け』というメッセージを最後に伝えます(笑)。

2016年4月11日月曜日

「一般S女もつらいよ」なお話

私は一般S女です(俗に言う素人)。

バー・クラブのプロ女王様のお仕事が大変なことであることは、女王様関連の記事等でも紹介され尽くしてますが…

私がとても好きな漫画・六反先生の「亭マゾ」にも描かれています。
この回(第23話)は「本当の女王様って何?」がテーマになっています。

SM愛好家達とお喋りした際には「プロ女王様で、本物のSはどの位なのかなぁ?」の話題はやはりあがってきます。

女王様によっては実はノーマル?だとか…実はM?だとか…両刀者?云々…、
と答えの出ない会話になっていきます。

「亭マゾ【第23話】」内では、SMバーでノーマルであろうお客さんが女王様に場を盛り下げる疑問(本当に女王様?)をぶつけていますね…(汗)。

私個人は「いやいや…基本的に女王様は普通の女性でありつつ、サドなんだよ」といいたくなります(自らのS女・主観バイアスが強くかかってますが)。


私もここ最近、SM界隈をちょこまかと動くようになり…
一般S女としてよくあるトラブルを味わう様になってきました。

前記事【変態だから、人間力が必要な話】は『初対面でプレイ申し出される』というトラブルに遭遇したので書きました。

今回のこの記事は「亭マゾ【第23話】」に似た様なトラブル…
『「本当にS女なの?」と疑われたトラブル』があったので書いてます。

あるサービスを使って、SM愛好家男性と知り合いました。その方はSMベテランの紳士です。

その方は経済的余裕があるので…私(S女側)が面接される様な感じで、関係構築がスタートしました。

そこそこ打ち解けてきた頃、彼が私を疑っていることがわかりました。

「SMなめてるだろう興味本位の(初心者)S女もどきでしょ?」的な目線で私は見られていたのです。

つまり真性SM性癖者なのかどうかを疑われている。

確かにSMベテランな方は、沢山のSMプレイヤー達を見てきていますから…その様な疑いを持つことは当たり前でもあります。

これは私には初めてのことでしたので…自分がS女であることをその場で言葉(会話)ではうまく伝えられませんでした。

私は今まで『SM願望あることでの深い孤独感に悩んできたことが長かった』ので…予想外の事態にとても驚きました。

「え?疑われるってあるんだ?じゃあ、過去の孤独な辛さってなんだったんだろう?」と軽く混乱しました。

そして「あぁ…サド(真性SM性癖者)かどうかの確かめる洗礼(?)ってあるんだなぁ…」と、不思議な気持ちになりました。

ベテランのSM愛好家(真性者)は、そうやって興味本位(もどき)の方を跳ね返していくんだな…と。

SMが多少解放されましたから…もどきの存在に苛立つ方も居るんだと思います。

私はハード自覚があるので、内心「私の破壊願望のレベル知らないで!(ムカーッ)」と腹立ちました。

私のブログのサド狂気表れた記事(やってみたい面白そうなプレイ)、読ませたろか!?とも思いました(苦笑)。

でも、その紳士がどこまでハードなのかわからないので…言えません(ハードさでドン引きされるの回避する為)。

その後メッセージで、うまくはないですが率直な言葉で説明して(目覚め経緯等)どうにか多少は納得して頂けた様に思います。

私はM男探しを始めて間もないですが…
色々な課題があるのだなと実感しました…。

まず犯罪被害避けることが大前提ですが…
セクハラに遭うわ、偽Sだと疑われるわ……一般S女も大変です…。

普通の恋活・婚活に近いけど、ちょっと(いや、かなり)違う部分あるのがSM活動(?)なんだな…と実感しました。

エゴS的なワガママ申せば、「えッ?!この人がマゾ乱れするの?!見てみたーい!!」と思わせるようなマゾ色気をM男さんには出して欲しいように思います(笑)。

SM趣味友人なるかプレイ相手になるかの違いはそこですな…(勿論、良心ある人柄は必須)。