私は、人格者ではない。 大層立派風、なことをこのブログには書いてきているが… それは自分が弱者だからである。 偏見・差別されやすいものを数多く持っていることを私は自覚している。 弱者が弱者を差別するのは大変醜いので、常に自分が持つ差別心理に、悪戦苦闘しているつもりだが… 修行を積んだ本物の坊さんとかには、そりゃ勝てません。 私はいたって凡人です。 今年初夏頃、恋愛に進みそうで進まなかったM男くんが居ました。 ボランティアとかしちゃう大変な好青年でした。 女性に優しく笑顔で接する誠実お兄さんなので、本人も『モテる方』と言っていた(※ノーマル女性に)。 彼には、一般S女の元カノさんが居た(S性のみ)。 その元カノさんは、強姦被害の酷すぎる性犯罪に遭った過去を持っていたそうです。 それを聞いて私は『あぁ…そりゃS女になるだろうな…』と感じた。 後天的にSMに目覚める方には、莫大な痛みを持っているパターンの方も居るんだと思います。 「魂の殺人」と言われる強姦被害経験あるS女さんも居るだろう…と私は勝手に推察している。 持っている痛みが過酷に成る程、ハードSM趣味になるのかは…今はまだわかりません。 今思えば、そんな大変な痛みを持つ元カノを受容していたあのM男くんは… 相当器が大きい立派な青年だったな…と感じます(サービスマゾだった)。 少女漫画に於けるナイト役レベルの人だったな…と感じます。 そして、その元カノさんも莫大な痛みから生還した素晴らしい女性だと私は思います。 精神の死に値する経験をしても、男性を信じて恋愛する気になるのが凄いな…と(恋愛対象がM男相手のみになってしまうのかもですが)。 私は、後天的なS女を自覚している。 育った家庭は暴力的でした。 小学生の時に、性犯罪(強制ワイセツ系)にも遭っている。 よくある苦難なのかもしれない。 でも、そこから生き抜くのはとても大変でした。 異性恐怖もどこかで持っているから、バイなのかもしれません。 多分、M男性もそんな様な経験があるだろうと思います。 生い立ちまで知っている仲良いハードM男友人が居ますが…(プレイ相手ではない) 私より辛いご経験だな…と思うものを彼は持っています。 ライトSMは、性の解放化もあり大衆化され肯定もされてきています。 しかし、ダークなハードSMはライトSMの下で隠れていないといけない…と思います。 ノーマルな方達が、SMなんて暴力的で嫌う理由もある意味ではわかります。 でも彼等は、ハードSM愛好家の方の持つ痛みを知っているのだろうか? 「暴力被害経験あるからこそ、暴力を憎み嫌わないのか?」と、過去記事『暴力反対の表現規制派とネット会話した話。…そして、言いたいこと。』に書いてる表現規制派の女性に言われたことがあります。 人間が持つ脳・精神は複雑です。 暴力被害経験から刻まれた痛みが、特殊性癖を誕生させてしまうパターンの人間も居る…位しかノーマルの方には言えません。 『何故、彼女はサドなのか?』 とS女性が持つ痛みを仮想定・推測しておくとモテるマゾに近づくのかもしれません。 (※勝手な個人的意見です) もしかしたら性的苦痛を受けて後天的S女になった女性は、M男にはナイト(騎士)を求めている…のかもしれません。 悪い男性に傷つけられ、男性不信を経験した上で希望を持ったのがM男という存在なのかもと… 一部の後天的S女さん達の弱さと強さを理解すると… マゾはナイトになれるのかもしれません。 ヒーロー願望持つ、頼もしさある男性を女性は基本的に好きです。 M男もマゾながら、S女のヒーロー・ナイトになっていただきたい。 フェードアウトになった、ボランティア系好青年M男くん&元カノS女さんのことを記事にしてしまって…申し訳ないです。 SM愛好家として、これ系はどうしても逃げられないし、書きたかったのです。
S女イラストレーターのfemdomブログ。18歳未満・18歳以上でも暴力表現(SM)に嫌悪感を持つ方は閲覧ご遠慮ください。S女絵師を目指し、リアルなSMを重要視し勉強中。活動した上での文章記事等ランダム内容が多いです。
2016年9月20日火曜日
女王様はM男に何を求めるのか
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