残念ながら、私は奴隷ポチとお別れすることになりました…。
実は、ポチは私を苦しめることが多い男性でした…。
まずは彼はスイッチ(SM両刀)を隠して、私に会い続けていたのです…。
彼のスイッチ事実を知った時、大衝撃が走りました。
『私は騙されていた?』
『彼は、私にM女欲も持って見ていた?』等、猜疑心や恐怖の複雑な感情でパニックになりました。
その当時の感覚は、すぐに思い出せます。
酷い吐き気がしましたから。自殺願望も湧きました。
そして、ポチとはメールでたくさんのやりとりをしました。
正直に私のSM観を伝えました。
彼は、スイッチャーですから…男性に対してはハードSMの真性Sの私の感覚がわからないようでした。
そこに引いてる部分もあるようでした。
『S男とプレイする位ならナイフで刺す』とキツイ表現を私はしましたから。
その位、無理だということです。
『ふうこさんは、SM(S男とM女のパターンの)は暴力なの?愛の表現じゃないの』と彼からメールが返ってきました。
私には、M女感覚が(今は)全くわかりません。
スイッチは別の人種のSM愛好家のような気がしてきました…。
ストレート(ヘテロ)な方が、バイセクシャル(両性愛)の気持ちを全くわからないような壁がある。
でも私は、ポチの包容力ある部分を好きでしたので…頑張って彼を理解しようと頑張りました。
ポチに対してM女にはなれませんが…スイッチの彼を受け入れようと悪戦苦闘しました。
『スイッチであることで拒絶するって、半端な気持ちなのかな?真実の愛ではないんじゃないか?』
と葛藤したのです。
そのトラブル(試練というか)を乗り越えて、ポチと精神的絆が深まったと私は思っていました。
ですが、ポチのSM浮気を私は知ってしまいました…。
『はぁ?』です。
ポチとの信頼関係はボロボロに崩れてしまいました。
スイッチの彼は、M女と交流しているようでした。忙しくて会えない…的な嘘をついて。
スイッチ事実を知ってしまった時とは違い、激しい憎悪が湧いてきました。
ポチのM女をマジ強姦したい、と外に向く破壊願望が出てくるレベルの怒りです。
ポチの関係者全員(本人、家族、女)を皆殺しにしたい…という勢いの狂気が出て…
それをコントロールするのに私は必死でした。
※私は犯罪はしません。この描写はあくまでも憎悪レベルの大きさを表すために、あえて正直に書いてます。
SでもMでも本格SM女性はメンヘラさを持つ傾向が高いように、私は感じています。
それで裏切るとは何事か?
自らの命の危機くらいわからないのか?と腹立ちました。
女王様は破壊願望の塊であり、裏切り者は処刑したいと思う。
…自分のドSさを実感する出来ごとになりました。
セクシーマゾとして可愛がったポチよ…。
彼に強い恋愛感情持っていた時のメッセージは、誰が見ても照れるレベルのものです。
『私だけの可愛いマゾ。お前を感じさせるのは私だけ』云々と、私は書いていた。
人生初のSM恋愛は、このようにして終わりました…。
学びがあるとすれば、SM恋愛は共依存的であるということです。
ノーマル恋愛、SM恋愛の両方を経験した私は、SM恋愛はより非日常的であり
ビリビリしたフワフワした感覚の強い恋愛です。
両思いなると、とても幸せだと思います。
でも、SM恋愛はまた違う感覚があります。
ノーマル男性相手とは違う支配欲や独占欲の発露がある。
貞操帯つけたい、私の名前入れたい、性器ピアスして欲しい…
SMにどっぷり浸かった異空間に存在するような気持ちになったりします。
自分でも少し病んでないかな…?とたまに感じるのがSM恋愛かな、と思う。
女王様と本格SM恋愛したいM男は、覚悟をしないといけないと思います。
女王様の持つ破壊願望、支配欲はもの凄いと思います。
激怒すると処刑願望で拷問を超えた、命の危険性すらあるもの…と思った方がいいのではないでしょうか?
『死ぬほど好き』という表現がある。
女王様はマゾに本当に惚れるのだ。
命がけで惚れる…ではなく、命を支配したいと思うのだ。
それが女王様の歪んだ愛なんだ。