2016年6月20日月曜日

実際のモテマゾ紳士にあった要素

数はそこまで多くないですが、私が面談してきたM男さんで好印象だった方の要素をまとめたいと思います。

※以前書いた記事『変態だから、人間力が必要な話』『モテマゾ紳士に必要なこと』にも基本的に必要なこと書いてあります。

【1…リードが出来る】

内気オドオド系のリード出来ないM男さんは疲れます…。
S女はリード出来るタイプの方も多いとは思いますが、常に自分がリードするのは疲れてしまいます。

会話だけでなく、デートのスケジュールや道案内出来ると紳士に感じて素敵に感じます。


【2…自分のマゾツボが把握出来ている。】

屈辱なのか苦痛・羞恥なのか云々…の自分のマゾタイプが理解出来ている方は、SM相性が会話で先に確認出来るので好印象です。

特に奴隷契約・女性優先タイプのSMをしたくない方の場合は、NGは多いと思いますから正直に言って欲しいです。

《注意》かなり打ち解けてからこの話題をした方がいいです。


【3…クラブ勤務を勧めない。】

私は一般(素人)のS女です。
容姿に自信がある訳ではありませんが…人並み位だからか、
面談してきたM男さんから「(ルックス大丈夫だから)SMクラブで働かないの?働けそうだよ」と言ってくる方がいることに驚きました(数人いた)。

褒めてるつもりなのかもしれませんが、不快です。


初対面の打ち解けてない状態でプレイ申し出してくる方は、危ない人認定なりますが(過去記事『変態だから、人間力が必要な話』に書いてます)
クラブ勤務について言ってくる方は、女性に対する思いやりが無い人認定になります。

プライベートSMをする女性というのは『友愛・恋愛感情的な好意を持ったM男とする』訳です。

SMは特殊で閉鎖的な世界ですから、プライベートSMペアが配偶者持ち同士なこともあったりするでしょう。

この発言をノーマルで例えると、恋愛・浮気・不倫相手(候補)に
「(君、綺麗だから)ヘルス・ソープで働かないの?」となり、大変失礼な発言であることがわかるかと思います(キレられ悪口流される可能性も高いです)。

これはノーマルのセフレ相手にも普通なら言わない言葉です。

彼女や妻に言えばDVですし、音信不通になるレベルの大失言であることに気づいてください。


要はプライベートSMパートナー(真面目交際以外)は、SMセフレ・不倫的なものでしょうから(表現が難しいですが)、
そこには友愛・恋愛相手(候補)に言ってはいけないものがあります。

ここの部分を理解して欲しい様に思います。

男女が惹き付け合う為には愛ある言葉が必要です。

実際に素敵なマゾ紳士は「SMクラブで働かない方がいい。危ない客からのリスクあるから」等言っていて、大変好印象でした。

逆のセリフだとモテる訳です。

親愛なるプロ女王様と奴隷契約している、女性に優しいマゾ紳士は
「ご主人様が危ない客とぶつからないように…」や「リスクあるからプロ辞めて欲しい」と思ってたりします。

この人格力の違いが『モテ』なのです。


プライベートSMでモテるマゾ紳士は、キープしてるS女パートナーが多かったりします(フェミニスト紳士でエゴマゾでもなく余裕がある感じでした)。
M男を多頭飼いしてる女王様と逆の構図になっているのには驚きました。

どこでも格差はありますが…SM界のM男にもモテ格差はあるのです。

【4…SM愛好家の知人・友人が居る】

パートナーでないがS女友人いる方やS男・M男等のSM愛好家の知人友人いる方は、お話が広がり楽しいので好印象です。

ノーマル恋愛・結婚の世界と同じで、友人&親友いない男性には不安を覚えたりするもの。
SM愛好家達と1から友人をつくれる対人能力がある方は、人としての基本的な信頼も出来ます。

私が遭遇した、初対面でプレイ申し出する男性・クラブ勤務出来ると勧める男性は…
SM愛好家の友人がいない感じでした。

多分いれば、情報交換で失敗談・失言したことを客観視し、反省する機会が過去にあっただろうと思います。

ノーマルな性交渉は、男女の究極のコミュニケーションと言われます。
これはSMでも同じだと私は思います。

ですから、前段階の会話・対話から厳しく見られてることに気づかないといけないのです。


2 件のコメント:

  1. はじめまして。林麟太郎と申します(ブログ用HNは「馬山人」でございます)。
    数日前に貴ブログを知りました。以来、ほぼ毎日訪問させていただき、楽しく拝読させていただいております。

    さて、昨日の記事を拝読し、いささか気になる点がございまして、老婆心ながらコメント
    を投稿させていただきます次第です。
    未だコメントのやり取りもしないうちに申し上げますには、甚だ失礼な内容かと存じますが、
    何卒ご寛恕賜りますようお願い申し上げます。

    気になる点と申しますのは、
    【3…クラブ勤務を勧めない。】の中の

    <この発言をノーマルで例えると、恋愛・浮気・不倫相手(候補)に
    「(君、綺麗だから)ヘルス・ソープで働かないの?」となり・・・>

    との記述です。

    【3…クラブ勤務を勧めない。】全体のご趣旨には大いに賛同いたします。
    「プライベートSMパートナー」を求めている女性に、プロになることを勧める無神経さは、
    批判されてしかるべきかと存じます。
    けれども、それを表現する上で、クラブに勤務することを「ヘルス・ソープで働くこと」
    になぞらえますのは、「プロ女王様」をprostitute呼ばわりすることになりますまいか?

    SMクラブも「風俗」であることは確かで、プロ女王様もそれを自覚されているようです。
    けれども、プロ女王様には自分たちがprostituteとは一線を画する存在であることに
    プライドを持たれている方が多いことも事実です。

    言うまでもなく、ヘルスやソープで働く女性も、人間としても、女性としても、十二分に
    敬意を払われるべきであって、ヘルスやソープに勤めている女性を、差別したり軽蔑した
    りするのは、人として恥ずべきことだと私は思います。
    しかし、それはそれとして、プロ女王様の、職業に対するプライドも、
    納得できるところでございます。
    貴女様の敬愛なさっている芙羽忍さんも、かつてクラブに勤めておられました。
    当時の忍さんに、
    「ノーマルで喩えると、ヘルスやソープで働いていらっしゃるようなものですね」
    なんて申し上げたとしたら、それがいかに失礼か、おわかり頂けるかと存じます。

    例えばくだんの記述を
    <この発言をノーマルで例えると、恋愛・浮気・不倫相手(候補)に
    「(君、綺麗だから)バーやナイトクラブで働かないの?」となり・・・>
    ぐらいの表現にされていたら、抵抗は少ないかと愚考いたします。

    まあ、「ものの喩え」という些細なことなのですが、その「些細なこと」で
    貴女様が、プロ女王様や元プロ女王様から、あらぬ誤解を受けることがもしあったとしたら、
    悲しむべきことではありますまいか。


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    1. 馬仙人さま、訪問&コメントありがとうございます。
      この問題はとてもセンシティブだと確かに思います。
      プロ女王様(元含め)の女性に、直球表現でそのような発言を私はしません。経済的な問題等色々あったんだろうなと推察します。

      個人的には、男性が女性を使い分けしていることに色々と腹立つものを感じます。
      良妻賢母な妻と愛人の女性…、とか。女性達にダブルスタンダード・アンビバレント持って特権味わうのが男性ですね。

      真面目な女性なら「私は娼婦ではない」という自意識・プライドがあります。
      それは性産業業界でプロであるとプライド持つのとはまた違った、一般女性個人のセルフイメージの問題です。
      だから私は怒っている。

      プロ女王様も一般S女とは立場的な境界線があることを肌で感じていると思います。
      そして、プロ女王様達同士の会話で「ホテルでM男と密室はきついよね~」という愚痴を私は聞いてます。

      彼女達の負担ある仕事の苦しさは少なくとも理解はしています。

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