つまらないでしょうが、気になるニュースがありました。
…「プロ障がい者」なる言葉が存在していたことに驚きました。【バニラ・エア問題】ネット上の声に、思うことを書きました。きっと、この国では炎上するのだと思います。それでも、書きました。誰かが言わなければならないことだと思うから。/バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている。https://t.co/Mez984Iptl— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2017年6月29日
すごいね。
乙武氏は、障がいを持つ方の中でも賛否両論ある人物です。
私は、よくも思わず、悪くも思わず…な感じです。
ただ、彼から感じるのは環境に恵まれた方だな…と思います。
都会で育ち、親にも恵まれ、学歴もある。
最下層の障がい者とか悲惨だよ。
親に捨てられて、ヤクザみたいなのにつかまり、売春させられてお金を持ってかれる女性。
身内の恥だから…と、家に隠されて障がい者手帳も申請せず、存在すら知られてない方など。
そこから見ると、大変恵まれた方だよなぁ…と思います。
彼への嫉妬的な批判の部類は、環境的に恵まれない障がいある方の仕方ない人間的な感情にも思えます。
今、福祉界隈で私は働いてますので…障がいある方と普段から接します。
障がい者が障がい者を差別する構図や苛めはリアルで見ました。
近頃は、感動ポルノ批判があったりします。
人々を感動させるために障がい者は存在してません、的な。
ですが、感動ポルノに全くなりもしない世界も気分が悪いものなのだ。
車いす状態になる、耳が聞こえづらくなる、目が見えにくくなる…加齢・老化すればこのような状態になるリスクが誰しも上がります。
大病する可能性が格段に上がりますから。
健常者もいつか、障がいを持つ可能性は高いのです。
こういう騒ぎが起きる時にネット上での声を目にすると、勉強にもなりますが…
正直、心ささくれること多いです。
人格者の障がい者に触れて、尊敬する方もいるでしょう。
困りもの系な方に触れてしまって差別感情を深めてしまう方もいるでしょう。
どちらも存在するもの。
私も家族に障がいある人物居ますし、福祉系で働いているので…
色々と思うことがありますが…
とりあえず、優しさは美徳になるんじゃないか。
今、日本すごいブームがテレビや本で多いです。
これは衰退していってる国にみられる現象です。
弱者市民としてジャーナリストの勉強会みたいなものに定期的に参加してますが…
ただ絶望するばかりです(苦笑)。
貧しくなっていく国の民が、心も貧しくなっていくなら…見どころない気がします。
ディストピア化していくのを、観察するのも面白いのだろうか…。
最新刊『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社)好評発売中!「自民族の優秀性」への称揚が、やがて「皇国勤労観」をはじめとしたすさまじいブラック国家を生み出した系譜をたどりました。(保護者の方へ)夏休みの読書感想文におすすめの1冊です。https://t.co/MmQYrum7eb— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2016年7月23日
人間、そう簡単に侍の切腹(自害)なんてできません。車椅子の人間に二級市民の生き方を求めている人たちは、「自分が障害者にならない自信を持っている」のではなくて、「障害者になったら潔く死ぬ」つもりでいるのだと思う。で、死の側から世界を見ているから、というか、死に惹かれている自分は残酷にふるまう権利があるぐらいに思っている。— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2017年6月29日
マジな鬱状態にならないと、希死念慮なんてあらわれません。
鬱病になるのだって、自分ではコントロールできません。
生まれたのだから、死ぬまで生きるのみです。
色々な苦楽・人生経験することで、人格が深まるのだと思います。
それをギフトと思えるか、否か…で違いが出るのだと思います。
真面目記事は、人気ありません。あ~ぁ…。