2020年7月5日日曜日

性依存症の治療漫画

津島隆太氏という、性依存症の当事者として治療回復の記録漫画を描いてる男性漫画家が居ます。

この漫画が当時ネット連載スタートしてから、私は比較的早くから連載で読んでいました。
過激なSM…複数交際やら、色んなことしていたご本人が恋愛泥沼から大トラブルになり…そこで性依存症という自覚をしていく…という流れです。※フィクション演出入れてるらしいです。

S男としてハードSMもしていたようなので、何か重大なトラウマがありそうだな…と読んでいました。
なんとなく読んでて、幼少時代に母からの性的虐待かな?と予測していたら、父からの性的虐待という大変過酷なトラウマ経験があることが後から描写されます。

これには私も予想外で…衝撃受けました。
父が息子に?って。

ノンフィクション分野の本では、過去の父からの性的虐待をカムアウトする方は既に居ますが…男性が父からの性的虐待受けたことをカムアウトする例を知ったのは私はこれが初でした。
こりゃー、ハードSMやるよなー…と個人的には思いました。
そりゃ歪むよな、って。

漫画の中では、鬱症状を麻薬で緩和するかのように危険な性行為する方が出てきたり…とにかく病んだ方が出てきます。
痛々しくて、やりきれない。
とにかく私にはこの漫画は衝撃的でした。

この漫画は、私自身にSM欲への疑問を持たせてくれつつ、性被害で不幸な幼少の方がそれなりに存在していることの孤独を癒す効果をもたらしてくれました。
感謝です。

津島さんは、性被害減らすこと、性加害減らすことにお仕事ビジョン意欲があるようなので…これからの活躍を大変期待しています。

男性の性的虐待被害当事者というのが、重要な要素に感じます。

女性だと、色々と言われますからね。
こういう活動は、なんだかんだ男性がやることが大事なんじゃないか、と思います。

SM欲に疑問がある、悩んでいる方にはこの漫画はオススメです。
卒業するキッカケになるかもしれません。




0 件のコメント:

コメントを投稿

サイト「美マゾ図鑑」にコメントありがとうございます。
※誹謗系は公開しませんので、ご注意ください。